【谷中散歩】愛玉子のオーギョーチィ
- kinako152 .
- 2016年10月21日
- 読了時間: 2分

バーミヤンでしか食べたことのなかったオーギョーチィ。
愛玉子っていう漢字があるって知らなかったオーギョーチィ。
そのオーギョーチィのお店が、谷中からちょっと歩いたところにある。
そもそもこの日は、ここを楽しみに谷中に来たのだ。
前回の根津散歩の時、ももじくん(女)に「おいしいよ」と教えられた。
じゃあ連れて行ってくれと、その場で約束をとりつけたのである。
その日から、あまりに食べたい食べたいと私が言うので、不安になったのだろう。
「おいしいけどひねりのない味だよ!期待はノンノン!」とLINEがきた。
ステーキや寿司によせるような期待を、愛玉子によせてはいけない。
お店に入ってからも、「ところてんにカキ氷のシロップぶっかけた感じだよ」と言われた。
ももじくんは愛玉子のハードルを下げようとしている。
多分、愛玉子にとってもこのお店にとっても、その方がいいと思う。
インターネットでも、けっこう話題だったこのお店。
でも、そうなりたくてなってるわけじゃないって感じだ。
店構えは古い支那そば屋さんみたいで、お店のおばあちゃんはテレビを見ている。
まわりが勝手に騒ぎ始めただけで、私らは普通にやってきただけですよ。
そういうどっしりとした貫禄があって、かっこいい。
そのおばあちゃんに、のっそりと出された愛玉子。
チュルンとしているだけじゃなくて、もっちもっちと噛みごたえがある。
口の中でつるつる滑るので、もっちもっちもっちもっち、といっぱい噛んだ。
シロップもぜーんぶ飲み干して、大満足。
ももじくんはというと、ラスト3分くらいは愛玉子を残してぼーっとしていた。
多分、噛み切るのがもうめんどくさかったんだと思う。
シロップもけっこう残っていたので、おやと思った。
もともとスタイルがいい女の子に見えていたけど、実は気を使っているのかな。
なんとなく、そういうことはまだ聞けない私なのだった。
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