【伊豆旅行に行ってきた・その2】犬の手形焼きを体験して、失敗する。
- kinako152 .
- 2016年9月17日
- 読了時間: 2分

旅の思い出に、焼き物を持って帰るのが好きだ。
その土地に住む作家さんの器を買ったり、自分で絵付けをしたり。
帰ってから家で使うと、あたたかい気持ちになる。
伊豆高原に着いても雨だったし、早々と陶芸体験をしに行くことにした。
ろくろが32台もある大きな工房、八幡野窯さん。
人気コースはやっぱり、電動ろくろを使っての器作りらしい。
私は、ろくろにはぜんぜん興味がない。
もう形ができているものに、絵付けをするのが好きなのだ。
なので、色塗りが主な、犬の手形プレートを作ることにした。
まず、粘土をこねこねして、クッキーのように型をとる。
ちょっとでも難しいことは、係のおじさんがシュシュっとやってくれた。
あとは、表面に手形を押して、絵で飾ればいいだけ。
犬を抱っこして、平らな粘土に肉球をむにっと押し付ける。
ひんやりしてて気持ち良さそうだなぁ、なんて思っていたら、
「奥さん!もっと!もっとギュッとして!もっと強く!」
突然、おじさんが情熱的に私を鼓舞してきた。
すごくびっくりしたが、迷ってる暇はない。
1回離してやり直し、ってわけにはいかないのだ。今が勝負なのである。
小さいおててが潰れませんように。
私の心は、つらくてつらくて張り裂けそうだ。
結局、たいして跡がつかず変な手形になってしまった。
やられた方はけろっとしているので、案外丈夫だったんだなぁと思う。
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