【ピーターラビット展に行ってきた・その3】ポターさんの描いた緑道の風景が、とても素敵で驚いた。
- kinako152 .
- 2016年8月17日
- 読了時間: 1分

ポターさんの絵は、手のひらほどのサイズだった。
ピーターラビットの原画も、すごく小さい。
ちょこんとした額に入れられて、お行儀よく壁に並んでいる。
まん丸くて大きなおしり。
ぽってりした短い手足。
ぴくぴくと動いていそうな口もと。
あたたかくて柔らかそうなお腹。
どれもこれも可愛くて、私の気分もふっくらとする。
時々、修正液のようなものも使っていて、すごく「生」って感じ。
まるで、つい昨日できあがった絵みたいだ。
これは絵画じゃなくて、原稿なんだということを思い出す。
芸術じゃなくて、仕事ならではの手厚さ。
そんな中、ポターさんのスケッチブック(やっぱり小さい)が現れた。
見開きいっぱいに描かれた、緑道の風景。
ポターさんが好きで仕方なかったという、湖水地方の村である。
私は、何度も何度も戻って、その絵を繰り返し見に行った。
暖かそうで気持ちよさそうで、とても素敵だった。
ここを歩きたい。ここに住みたい。ポターさんが羨ましい。
帰りに売店で、この絵のポストカードを探して回ったけど、見つからなくてしょんぼりした。
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