【吉祥寺の書店「百年」さんに行ってきた・その2】ZINEの楽しさがわからなくて戸惑う
- kinako152 .
- 2016年8月12日
- 読了時間: 1分

吉祥寺にある本屋、「百年」さんに行ってきた。
この入り口、小学校の図書室に似ている。
木製のイスや黒板が置いてあるし、廊下も静か。
来たい人しか来ない部屋の、小さな入り口。
でも、そこからのぞく百年さんの店内はちがう。
「ようこそ、ここまできてくれました」って感じに、明るい。
おかげで、ぜんぜん緊張しなかった。入りやすくてほっとした。
お店の中には、いろんな本があってすごく面白い。
カラフルな新刊が、テーブルにいっぱい詰まれていて、目移りする。
本棚には古本がぎっしり。ワゴンには、大小さまざまな冊子が、ほいほい置いてある。
おお!これが多分、ZINEだ!
さっそく、次々に見本を手にとって、パラパラと眺めた。
気ままな感じで、写真やイラストが載っていたり、文章が書いてある。
まずい。ぜんぜん頭に入ってこない。気ままな作品って、どう見たらいいんだろう。
すごくおしゃれな人たちと会った時みたいに、気持ちが小さくなってしまった。
性格は素朴かもしれないのに、見た目で世界を分けちゃう、あの感じ。
知らないものと出会うっていうのは、そうだ、こういうことだったなぁ。
ここ数年、おなじみのものに囲まれて生きている。
とても幸せだけど、それだけじゃダメなのかもなぁ、と思った。
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