top of page

高校生の時の春にやった失敗の話。

  • 執筆者の写真: kinako152 .
    kinako152 .
  • 2016年4月12日
  • 読了時間: 2分

4月ですね。新生活にドキドキしてる人も多いでしょうね。 別に新生活が始まらない私だって、なんかドキドキするくらいですから。 急に綺麗になったり、急に隠れた才能が飛び出したり、 そういうことが起きるんじゃないかって思っちゃいますから。 この、「努力してないのに4月になるとスゴイ自分になってる」って設定は、 私の人生に数々の大恥を生んできましたね。 今でも思い出して、ギャーと叫びたくなるのは、高校1年生4月の大恥です。 ただでさえ春は何かスゴイ自分になるって思ってるのに、 中学から高校に上がる年の春なんて、心の躍り方がちがいます。 特にうちの高校は、制服が可愛いと評判だったんですよ。 深緑のスカートのプリーツも、赤いリボンの折り目も、おろしたてでパリッ。 当たり前ですけど、4月の1年生の制服って、みんな綺麗なんですよね。 ちょっと注意してれば、他人のものと見分けがつくんですけど、 当時の私はうかれきっていました。 1回目の体育の授業を終えて、更衣室で着替えをしていた時。 他の女の子の制服を間違って着てしまったんですね。 けっこうキツかったんで、通常の精神状態ならすぐ気づいたはずなんですよ。 でも4月なので、スゴイ自分になってる設定なので、 「私ってこんな細い制服着れるようになったんだ・・・」ってうっとりしちゃったんです。 直後、あろうことか、暫定クラス1可愛い女子の、 「すみません、この制服ゆるいんですけど、誰か私のと間違えていませんか」 っていう困った声が聞こえました。 その時、更衣室の窓から見えた桜を、今でも忘れません。 人間とりみだすと、落ちる花びらを数え始めるんですね。


 
 
 

Comments


特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page