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金色のおちょこの話

  • 執筆者の写真: kinako152 .
    kinako152 .
  • 2016年3月16日
  • 読了時間: 2分

家で一杯やるほどではありませんが、お酒は好きです。 特に外で呑む日本酒は、お料理も合わせて大好きですね。 先日、友人リーちゃんをさそって、新潟のお酒を楽しめるお店に行きました。 そこでは、おちょこの色や柄を選ばせてくれるんですよ。 リーちゃんは、おちょこの中に可愛い鯉が泳いでいるものを。 私は、金箔をイメージしたような、黄金色のものを選びました。 お料理もいいんですよ。 じっくりお出汁がしみ込んだ、くるま麩の煮物。 リーちゃんが絶対にはずせないと言って注文した、イカの塩辛。 お味噌に漬け込んだお魚を、炭火で香ばしく焼いたもの。 そして、黄金色のおちょこで呑む、ぬるめの熱燗・・・ ああ、私も大人になったなぁ、って思いましたよ。しかもなかなか上等。 こんな綺麗なおちょこで、しっぽり日本酒だなんて・・・美女っぽい・・・ と浸っていたら、リーちゃんにいきなり、 「なんかこういう金色の猿いるよね」って言われました。開運グッズですね。 鏡を見たら、なるほど酔って顔は赤黒いですし、 その日してた眼鏡も金色でしたし、リーちゃんの言うとおりだなぁと思いました。 ちなみにリーちゃんは、すっかり酔っ払って、 いかに自分の人生が終わってるかということについて、ずっと喋っていました。 おちょこの魔法はいっきにとけましたけど、せめて開運グッズでよかったです。 リーちゃんに、なにかいいことが起きればいいなぁと思います。


 
 
 

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