【昔ながらの銭湯に行ってみた・その1】お付き合いにすっかり疲れて
- kinako152 .
- 2016年8月22日
- 読了時間: 1分

前の日は、ことわれない飲み会だった。
知らない人ばかりを、もてなす飲み会。
何度やってみても、どうしてもどうしても、苦手である。
ぜったいこれっきり会わないだろうな、と思う人。
本当はそういう人に、自分の話なんてしたくない。
飼っている犬の話も、好きな本の話も、着ている服の話も、大切なのだ。
興味があるフリをしてくれている、と感じながら口にするのは悲しい。
だからって、黙って座っているわけにもいかない。
頼まれてなくたって誰かが喋らないと、立ち所にシーンとするんだから。
ああいう時、ただニコニコ聞いている人たちは、楽そうでいいなぁと思う。
その夜も、やっぱり落ち込んで帰ってきた。
面白く話せない自分。気持ちのいい聞き役にもなれない自分。演技した自分。
考えすぎで、心がぎっちぎちである。
大きなお風呂に入って、サッパリしたい。
いてもたってもいられず、銭湯を調べたら、都内に600軒以上もあった。
東京ってすごいな、と思う。
今日は、スーパー銭湯って気分じゃない。
番頭さんがいるような、愛のあるお風呂に入りたい。
そんなところ行ったこともないけど、絶対にその方がいい気がした。
疲れてると、いつもは出ない勢いが出るよなぁと思う。
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