【ピーターラビット展に行ってきた・その2】ピーターって飼い兎だったのか!
- kinako152 .
- 2016年8月16日
- 読了時間: 1分

最初の絵で、早くも衝撃を受けた。
むっくりとした毛並みの兎が、むぎゅっと体を丸めている。
「ピーターの素描」というデッサンである。
ピーターラビットって、飼い兎だったのか!
当然のように、妄想の生き物だと思っていた。
「うさぎとかめ」のうさぎと、同じような感じだと思っていたのだ。
でもこれは、ポターさんの兎の話だったわけである。
うちにも犬がいる。
自分と旦那さんのイラストを描くときは、2人と1匹、いっしょに描く。
そういう時、頭のどこかで、「このこが1番はじめに逝くんだ」と思ってしまう。
自分より早く老いていく生き物のそばで、泣かずに物語が描けるだろうか。
元気な姿を描けば描くほど、寂しくてつらくなりそうだ。
いくらポターさんが天才でも、そんな日はあっただろうなと思う。
ずっとのんきに、妄想を描いていたわけじゃなかったのだ。
入場して1分でめそめそ泣いた。
自分は動物ものに弱いってことを思い出したが、もう遅い。
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