【吉祥寺の書店「百年」さんに行ってきた・その３】手差ユニッツさんの漫画を買う

吉祥寺にある書店「百年」さんに行ってきた。

ZINE売り場以外の棚にも、自費出版のような小冊子があった。

本の間という間から、ひょっこりあらわれる。宝探しみたいだ。

スカウトされたり、賞をとったりしなくても、本は出来上がるんだなぁ。

誰かに欲しがられないと、本なんて作っちゃいけない気がしてたけど。

自分でやるなら、好きにやればいいんだよなぁ。

そんなことを思いながら、あちこちを物色する。

すると、なにやら面白そうな本を見つけた。

手差ユニッツさんという方の、「シュゲイザーの青い星」。

桃色の表紙をした、小さな漫画だ。文字も絵も、ぼんやりしていて可愛い。

帯には「青春は甘い！すっぱい！」と書いてある。

ビックリマークを太らせてあるあたりが、すごく昭和な感じ。

自費出版？なに出版？手差ユニッツさんっていったいだあれ？

ぜんぜんわからなかったけど、買った。600円だった。

本に呼ばれた！とまで言うと図々しいけど (呼ばれてないし)、

もしかして、今、目が合いました？ぐらいは、正直思った。

ウキウキして、ちょっとロマンチックになっていたのだ。

こんな風に買い物をさせてくれるなんて、来て良かった。

今度だらだらしながら、ユニッツさんの漫画を読もう。