7月の小旅行その7
- kinako152 .
- 2016年8月3日
- 読了時間: 1分

静岡市由比町にある、東海道広重美術館。
ここで、私はすっかり歌川広重さんのファンになってしまった。
特に、彼の描く人間の絵が好き。
東海道の道すがら旅を楽しむ人々の姿も好きだし、
星空の下を早足で歩く芸者さんの姿も好きだし、
茶屋でとろろを食べる弥次さん喜多さんの絵も、
船に乗って仕事から帰る人々の絵も好き。
橋の上に人が集まって、夏の花火を見上げている絵だってある。
江戸時代のことはわからないけど、花火を見たくて橋に来る気持ちは、
2016年に生きてる私にだってわかるしきっと同じだ。
広重さんの浮世絵は、わからないことより、わかることの方がずっと多い。
それってすごいことだと思う。
江戸時代なんて想像もつかない大昔の絵の中で、
自分にも共感できることが見つかるなんて、すごく嬉しいことだ。
私も、普通の毎日を絵や漫画にしたい。
誰かが「わかるわかるぅ」って言ってくれたら、幸せだなぁと思う。
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